社長からのメッセージ
「ミルクでつなぐ明日の笑顔」
私たち「南日本酪農協同株式会社」は、南九州の酪農家によって設立された会社です。1960年の創業以来、酪農家が愛情を込めて育てた乳牛から搾った生乳(ミルク)を、一人でも多くの方に味わっていただきたいという思いを込めて、常に新鮮で安心・安全な商品をお届けすることを使命としてきました。
「ミルクでつなぐ明日の笑顔」は、2014年に当社のコーポレートブランドロゴ「Dairy(デーリィ)」を制定した際に、合わせて採用したタグラインです。当社の事業や商品、そして私たちの想いを伝えるための象徴的な言葉として、大切にしてまいりました。
このタグラインには、創業当初からの想いを受け継ぎ、これからもミルクの価値を通じてすべての人々に喜び、つまり“笑顔”を届けたいという強い願いが込められています。
創業以来、私たちはミルクの新たな価値を創造することに取り組んでまいりました。その代表的な成果のひとつが乳性炭酸飲料『愛のスコール』です。私自身、幼い頃に瓶入りのスコールを飲んだ「美味しいものを味わったあの歓び」を、今も鮮明に覚えています。酪農家の想いから生まれた当社が、「先駆・独創」という企業ポリシーのもと、ミルクの価値を育み、つなぎ続けてきたことで、多くの方々に笑顔をお届けできたのではないかと自負しております。
「デーリィ牛乳・南日本酪農グループの未来へ」
現在、酪農を取り巻く環境は決して平坦ではありません。酪農家の減少、世界的な飼料価格の高騰、さらには生乳の需給バランスの不均衡など、厳しい課題が山積しています。
それでも、当社には創業以来、数々の苦境を「創意工夫と英知の結集」で乗り越えてきた確かな歴史があります。初代社長の「牛乳から半歩離れても、一歩は離れるな」という言葉は、今なお私たちの心に生き続けています。
この精神を受け継ぎ、私たちは酪農家を大切にし、乳の生産に真摯に向き合いながら、新たな価値の創造に挑み続けます。デーリィ牛乳をはじめとする当社の商品、そして南日本酪農グループが、これからも地域の皆さまに愛され続ける存在であり続けられるよう、10年後、20年後、さらには創業100年に向けて、ミルクを通じた“笑顔”の架け橋となることを目指してまいります。
今後とも、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
南日本酪農協同株式会社
代表取締役社長 百丸 俊昭
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