安全への取り組み
食品安全方針
南日本酪農グループは、酪農家が共同出資し、酪農家が生産した生乳を有効活用することを会社設立の基礎として、良い製品をお客様のお手元にお届けする使命を持っています。
このため、生産現場からお客様の食卓(From Farm to Table)まで、「安全で安心できる良質な食品」を届けるため、酪農家、会社役職員、流通担当業者、各販売店を含め、全員が一丸となり、安全で安心して食べることが出来、尚且つおいしい食品を安定して製造供給し、お客様に満足して頂けることを目的とします。
南日本酪農グループは、FSSC22000(食品の安全に関する国際規格)に従い、次の項目に注力し、製品を取り扱う全ての段階で継続的な品質の維持・向上・改善に努めます。
- 南日本酪農グループは、フードチェーン内の役割を適切に対応します。
- 法令・規制要求事項及び相互に合意したお客様の食品安全要求事項に適合させます。
- この方針を南日本酪農グループのすべての階層に伝達し、実施・維持します。
- マネジメントシステムの適切性の持続のために、この方針はマネジメントレビューで見直します。
- 社内外のコミュニケーションを適切に実施します。
- 各サイトにて判定可能な目標を設定し、方針を展開します。
安全衛生方針
基本方針 「安全はすべてに優先する」
南日本酪農グループは、安全・衛生の基本方針として「安全はすべてに優先する」とし、各職場における安全と衛生を確保し「労働災害ゼロ」を目標に安全で快適な職場環境づくりを目指し、以下の項目に配慮し行動します。
- 安全作業・法規制の厳守
- 災害要因の事前排除、疾病の予防
- 安全・衛生の自覚教育の徹底
- 健康・安全の継続的推進
「FSSC22000」の認証取得について
南日本酪農協同は、主要生産工場である都城工場が、2012年1月21日に食品安全システム認証規格「FSSC22000」を取得いたしました。
弊社は「南九州の酪農家とともに安心安全な商品をお届けします」を経営理念として定め、厚生労働省によるHACCP(総合衛生管理製造過程)の承認や環境マネジメントシステムISO14001の認証取得により、これまでも安心安全な製品をお客様にお届けしてきました。
すでにグループ会社のニシラク乳業(株)、北海道日高乳業(株)も取得済みであり今回、なお一層の安心安全な製品をお客様にお届けするため、新たに弊社、鹿屋工場が認証取得に至りました。
今回の鹿屋工場の認証取得を機に、南日本酪農グループとして食品安全システム「FSSC22000」を積極的に推進するとともに、更なる「安心・安全」、そして「高品質」の製品をお客様にお届けすべく、会社一丸となって品質向上に取り組んで行く所存です。
認証取得概要
認証初回取得日
2012年1月21日 | 都城工場、ニシラク乳業(株)、北海道日高乳業(株) |
---|---|
2014年12月10日 | 鹿屋工場 |
審査登録機関
BSIグループジャパン株式会社
登録範囲
- 都城工場(宮崎県都城市高木町5282番地)
- チルド保存の乳、加工乳、発酵乳、乳飲料、清涼飲料及び乳酸菌飲料の製造
- LDPEラミネート紙容器入りの乳、乳飲料及び清涼飲料、及び粉乳の製造
- 乳製品(バター、クリームおよび濃縮乳)および原料乳の製造
- デザート(プリン及びヨーグルト)の製造
- レジンからのプリフォーム成型及びプラスチックボトルのブロー成型
- 鹿屋工場(鹿児島県鹿屋市笹之原町1番67号)
- ガラス瓶及びプラスチックボトル入り乳、乳飲料及び乳酸菌飲料の製造
- レジンからのプリフォーム成型及びプラスチックボトルのブロー成型
- たんぱく質補給食品及び食品原料としてのアミノ酸添加物の加工
- ニシラク乳業(福岡県小倉南区大字朽網3914番地5)
- チルド保存の乳、乳飲料及び清涼飲料水の製造
- 無菌充填されたLDPEラミネート紙容器入りの果汁、乳飲料及び清涼飲料水の製造
- 液状栄養食品の製造
- 北海道日高乳業(北海道沙流郡日高町富川東2丁目920番地)
- LL製品(LDPEラミネート紙容器入り乳、乳飲料、乳酸菌飲料と果汁、OEMとして受けたLL製品(LDPEラミネート紙容器入り液状栄養食品、清涼飲料水と乳主原食品)
- 乳製品(粉乳、バター、チーズ、クリームと濃縮乳)及びタンクローリー・ソフトタンク出荷による殺菌乳の製造と生乳のタンクローリーによる出荷
FSSC 22000 (Food Safety System Certificate 22000)とは
食品小売業界が中心となり、2000年に設立された非営利団体、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして2010年2月に承認された規格。
食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000をベースに作られており、前提条件プログラムにISO/TS 22002-1:2009を採用することが定められています。ISO/TS 22002-1:2009は,従来の前提条件プログラムと比べ、非常に厳しい要求事項となっており、より高い食品安全が期待されます。
- デーリィのこだわり
- 企業情報
- CSR活動